マイクロウェーブクリエイティブのメンバーインタビュー第一弾は、
エンジニアとしてキャリアを重ね、現在はフロントエンドチームのマネージャーとして活躍するFujiさんをご紹介します。困ったときや迷ったとき、まず声がかかるのは、いつもFujiさんです。
メンバーにそっと寄り添い、的確な視点でチームを支える姿勢は、部門を超えて絶大な信頼を集めています。
業界や技術トレンドの変化に柔軟に向き合いながら、組織全体の成長にも真摯に取り組むFujiさんに、
今回はこれまでの歩みや、仕事へのスタンス、そしてチームマネジメントに込める想いを語ってもらいました。
プロフィール
Fuji
フロントエンドチームマネージャー
新卒で入社以来、20年以上にわたりWeb制作の現場でキャリアを重ね、
現在はフロントエンド領域全体のマネジメントを担当。
若手メンバーの育成に力を注ぎながら、社内の複数プロジェクトを横断的にサポート。
オフの日はNetflixや映画鑑賞、街歩きを楽しみ、心身のリフレッシュも大切にしている。
インタビュー
エンジニアとしてスタートし、プロジェクトの最前線で経験を重ねながら、チーム全体の成長を支える存在へ。
これまでの歩みや仕事への想いをたどります。
――Fujiさんのエンジニアとしての歩みや、マネージャー職に至るまでの経緯を教えてください。
2000年代序盤に、マイクロウェーブクリエイティブの前身となる会社に新卒で入社しました。
入社当時はFlashやHTMLを中心に、エンジニアとしてのキャリアをスタートし、数多くのWebサイト制作に携わり、経験を積みました。
その後、チームリーダーやテクニカルディレクター、プロジェクトマネージャーなど、さまざまな役割を経験しながらステップアップを重ね、現在はエンジニアチーム全体を束ねるマネージャーとして、チームの管理や教育に取り組み、メンバーの成長を支えています。
エンジニアとして幅広い経験をされてきたことが、今のマネジメントにもつながっているのですね!
――現在担当している業務と、仕事で大切にしていることは何ですか?
チームマネジメントに加え、プロジェクトの受注から納品まで、これまでの経験を活かしながら幅広くサポートしています。
仕事をするうえで意識しているのは、相手の意見をしっかりと聞き、意図を理解することです。そして、技術者としての知見は持ちつつも、それだけに偏らないバランス感覚も大切だと感じているので、技術とビジネス、両方の視点を持つよう心がけています。
技術者としての専門性を持ちながらも、ビジネス全体を見渡す視点を持っていることが、部門を越えて多くのメンバーから頼られている理由のひとつだと感じました。
――フロントエンド領域の技術や業界の変化について、どのように感じていますか?
Web業界は非常に変化の激しい業界です。たとえば私が入社した頃は、Flashが主流の技術でしたが、iPhoneの登場によって一気に淘汰されるなど、環境の変化によって技術が一変することを身をもって体験しました。
最近では生成AIの進化が著しく、今後は開発フローそのものが大きく変わっていくのではないかと感じています。
技術者としても、柔軟に変化を受け入れ、適応していく姿勢がますます重要になってきていますね。
業界の大きな変化や転換期を乗り越えてきた経験は、技術者としてもマネージャーとしても非常に貴重なものだと思います。
――新卒から長年にわたってMWCに在籍されていますが、続けてこられた理由や、マネージャー職へのモチベーションの変化はありましたか?
前組織に入社した当初は数十名ほどの小さな会社でしたが、組織の成長とともにメンバーが増え、業務内容もめまぐるしく変化していました。
その変化に自分自身も常に対応し、成長し続けられたことが、長く働き続けられた理由のひとつだと思います。
若い頃は「自分が一番輝きたい」という想いが強かったのですが、管理職になってからは自然と考え方が変わり、
今はメンバーの成長や活躍を見ることが、自分のモチベーションになっています。
Webの黎明期から続く組織の変化を見つめてこられた中で、マネジメントへの想いがひしひしと伝わってきました。メンバー一人ひとりへの深い理解と、組織全体を見渡す視点を併せ持たれていて、現場でもふとした瞬間に、その想いがにじみ出ているのを感じます(笑)
――自身の技術力を保つために意識していることや、チーム全体のスキル向上に向けた取り組みを教えてください。
業界の変化が早いので、WebやIT関連の情報は常にアンテナを張っていて、国内外のWebメディアやSNSなどを活用して、日々積極的にインプットするようにしています。
また、得た情報は社内のチャットツールやポータルで共有したり、チームの勉強会で発表したりするなどして、
チーム全体でナレッジを広げる取り組みも行っています。この日々のアウトプットは、チームとしての底上げにもつながると考えています。
フロントエンドの技術だけでなく、マーケティングや経営の観点などにも幅広く精通されている印象です。
チーム全体にナレッジを展開するその姿勢は、組織の枠を超えて“MWCの文化”として根付いていますね!
――チームマネージャーとして、若手メンバーの成長支援で意識していることはありますか?
会社の方針を踏まえつつも、個々のメンバーの希望を丁寧にヒアリングして、それぞれに合ったキャリアパスを一緒に考えるようにしています。
また、技術の習得だけでなく、「実際の業務で使ってみること」が成長に直結すると考えているので、
若手にもある程度の裁量を与えてチャレンジできる機会を意識的に提供しています。失敗してもいいから挑戦してほしい、という気持ちですね。
“実践の中で育てる”という考え方、とても共感します。Fujiさんのもとでなら、安心して色々なことに挑戦できるという声が多いのも納得です。
――最後に、これから一緒に働くかもしれない未来の仲間に向けてメッセージをお願いします。
マイクロウェーブクリエイティブには、穏やかで協調性のあるメンバーが多く、互いを尊重し合いながらチームとして働ける環境があります。
これからもWeb業界にはさまざまな変化があると思いますが、何事にも好奇心を持って、
一緒に楽しみながらチャレンジしていける方と働けることを楽しみにしています!
Fujiさん、ありがとうございました!
フロントエンドチームは、向上心の高いメンバーが多く、安心してチャレンジできる環境の中で、日々技術革新に取り組んでいます。
今後も、技術力とチームワークの両立を通して、より良いプロダクトづくりを追求していきます。
この記事の著者

マイクロウェーブクリエイティブ コーポレートコミュニケーショングループ
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