メディアとしての矜持と、情報発信への信念を映し出すコーポレートサイトをかたちに
創立130周年という節目を見据え、東洋経済新報社様のコーポレートサイトリニューアルをご支援しました。
同社は、経済・ビジネス分野で長年にわたり信頼を築いてきた出版社であり、メディアとしての責任感と、
社会への誠実な姿勢を企業運営の基盤とされています。
当社では、その姿勢を象徴するキーワードとして、「情報伝達を担う企業の揺るがなさ」をコンセプトに設定。
その確固たる価値観を軸に、ブランディングの強化に加え、時代とともに進化する柔軟性を備えた構成・デザインを提案しました。
プロジェクト背景・課題
従来のサイトでは、CMSに起因する課題や更新作業の煩雑さから、情報の鮮度を保ちにくく、ツールや運用体制の見直しが求められていました。
また、長年にわたる部分的な改修の積み重ねにより、情報構造や導線が複雑化し、 ユーザー視点での使いやすさが損なわれていたことから、UIの抜本的な見直しが急務となっていました。
成果
リニューアルにあたり当社では、更新性と運用性を高めるためのCMSの選定・設計に加え、ユーザー視点に立った情報構造や導線の再設計、企業の姿勢を反映したクリエイティブデザイン、実装までを一貫して支援しました。
これらの取り組みにより、社内での情報更新の効率化と、利用者にとってわかりやすく快適なナビゲーションを両立。運用性とUXの両面で、持続的に機能するWebサイトを実現しています。
プロジェクトにおける取り組みと工夫
出版物の価値を伝え、目的に応じて導くUI設計
主要サービスである「東洋経済オンライン」「会社四季報オンライン」などのリンク導線をわかりやすく整理・設置し、サービス間の連携を強化しました。
出版事業では、トップページに雑誌・書籍の特集枠を設けて視覚的に訴求。また、ベストセラーや受賞作品などをスムーズに見つけられるリンク構成とすることで、訪問者が目的のコンテンツに迷わずたどり着けるUIを実現しています。
スムーズな更新と運用を可能にするCMS設計
更新頻度の高いコンテンツを社内でスムーズに更新できるよう、最適なCMSを導入しました。
あわせて、HTMLなどの専門知識がない方でも操作しやすい管理画面を設計し、 日々の運用負荷を軽減。
安定した更新体制の構築につなげています。
東洋経済新報社様の「揺るがない信念」を体現するデザイン
メインビジュアルでは、紙からデジタルへと変化していく時代の流れの中でも、「揺るがない信念」を持ち続ける企業姿勢を視覚的に表現しました。全体のデザインは直線的なグリッドで構成し、シンプルなモノトーンベースとすることで、誠実さ・信頼感・出版メディアとしての風格が自然と伝わるよう意識しています。
対応サービス一覧
